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医療における、5つのデジタルトレンド

 医療は新しい技術に対し保守的であると言われています。直接命を預かるのですから、新たな技術の導入に慎重であることは、ある意味正しいともいえるでしょう。一方、医療現場が技術革新の恩恵を享受していることも事実です。このレポートは、2019年が医学における新たな技術導入の転機となると予想しています。そして、2020年にはデジタルヘルス市場が2060億USDに達するとの試算も紹介しています。レポートでは、2019年以降、医療において重要な役割を担うであろう、最も革新的な5つのデジタルトレンドについて総括しています。具体的には、①AI、②ビッグデータと分析、③IoMT (The Internet of Medical Things)、④遠隔医療、そして⑤VR/ARについて現時点での状況をまとめています。
 VR/ARについては、「現時点」での主な活用事例として5分野を紹介しています。まずは緊急対応。災害現場などでARを活用し、現場でI-REACT(EUで災害時の対応の迅速化を目指して立ち上がったプロジェクト、補足情報参照)を示していると思われます。現場から医療機関搬送される応急処置段階で、ARグラスを用いて必要情報を収集し、バイタルデータを医療機関に送信することができるというサービスです。次に予防と診断。データを元に、将来懸念される病態をシミュレーションすることで、予防へのモチベーションを高めることが可能です。3点目は手術、4点目は医学教育です。5番目にはリハビリテーションとメンタルが挙げられています。認知症や認知機能低下の回復にVRを活用しているクリニックの事例が簡単に紹介されています。
 「現時点」から「今後」をどう創っていくのか、が肝だと考えます。BiPSEEが取り組んでいるテーマを形にして修正しながら、BiPSEEのVRサービスが医療にとって「当たり前」の存在となるべく育てていきます。

https://medium.com/swlh/healthcare-5-digital-trends-for-2019-and-beyond-99f9703823d7?fbclid=IwAR2ggBxOOB5Hm-Pcs3AJmpTG1wc9CW6Fv3IxhMqLFv84W9LvbriQA_4g6jU

 

[補足情報]

I-REACT http://www.i-react.eu/

医学教育で紹介されているYouTube (Microsoft HoloLensの活用) 
https://www.youtube.com/watch?v=SKpKlh1-en0
は、私の母校、Case Western Reserve Universityの取組を紹介しています。私が卒業したのは、ビジネススクール(経営大学院)ですが、その後、岡山大学医学部6年の時、メディカルスクールで6週間の臨床実習の機会を得ました。メディカルスクール2年の学生のアパートに間借りし、腹部診察のポイントを互いに練習しあうなど、医学生どうしならではの日々を送ったことを懐かしく思い出します。

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