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老いることへの共感を育むVRで、介護ストレスを軽減

米国オクラホマ州からの報告です。オクラホマ州は、家族が高齢者の介護を担う割合が全米9位と高い地域です。家族による高齢者介護には、物理的な負担もさることながら、老いのプロセスに関する知識が十分でないために高齢者の変化に戸惑い、介護者が自責や怒りの気持ちに悩まされるなど、精神的なストレスが大きくなりがちです。
 老年学の専門家が開発した「バーチャル認知症ツアー」は認知症の症状に加え、様々な器具を装着することで、老いのプロセスに共通する感覚障害や関節炎、白内障や緑内障、聴力低下を体験できます。
 老いによる家族の変化を「自分事」として理解することが、共感に繋がり、介護の質を高め介護者のストレスを軽減することに繋がっていると開発者は述べています。
 日本でも㈱シルバーウッドが開発した「認知症VR」が、認知症症状の理解に大きな役割を果たしています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/vrninchisho
団塊の世代(約800万人)が75歳以上に達する2025年以降、介護負担は急増すると言われています。介護する側の視点だけではなく、自らが経験する老いのプロセスへの準備としてVRを活用することも極めて有効であると考えます。

https://www.tulsaworld.com/homepagelatest/ginnie-graham-virtual-reality-program-on-aging-health-problems-puts/article_26ce8791-d6ab-5bd4-be50-cce80040bba0.amp.html?fbclid=IwAR0z78I7StZwRUNiE_PNsG9FN73uOvM3zKs7sH8VBt_-roBojEI3egYr4KM

 

[参考資料]
バーチャルリアリティ認知症状体験事業報告書、公益社団法人 全国老人保健施設協会、H30年3月
http://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/H29_VRtaiken_report.pdf?fbclid=IwAR0Vmt5u69fxnAAMooRpopQCseURY0EaIn9BkqALzQF5kk7CvJJJq2Hx2TM

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