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VRで磨く、実践的な看護スキル

医療職の教育には臨床実習が欠かせませんが、臨床実習の場の確保は日本でも大きな課題となっています。ベイラー大学ルイスへリントン看護学校(米国ダラス)では、臨床実習を補う目的でシミュレーションラボを立ち上げました。高い教育効果が認められ、規模を拡大するとともに、VRを導入。今やVRはシミュレーションプログラムの重要な要素となっています。 
 YouTube動画では、学生同士の実技練習やシミュレーターといった既存の方法とともにVRが一連の流れの中に自然に組み入れられている様子が見られます。新たな技術の導入は、時に「鳴り物入り」となる場合もありますが、スムーズなVRの導入の背景には看護教育の現場を熟知する同大学助教授が共同責任者として関わっていることも大きいように感じました。
 米国には、医師と看護師の中間的なポジションを担う専門職が存在します。例えば、Advanced Practical Registered Nurseと呼ばれる上級看護師資格を持つ看護師。一定の条件(大学院修了や認定試験合格)を満たすことで資格取得が出来、担う役割には内服薬の処方(処方変更がない場合)等が含まれます。看護学校がシミュレーションプログラムの充実に極めて熱心である背景には、より高度な技術を必要とする資格とポジションを目指すキャリアを踏まえた方向性という事情もあるように思います。

https://www.nbcdfw.com/news/health/Virtual-Reality-Takes-Shape-Inside-Dallas-Nursing-School-493653441.html?fbclid=IwAR3iD-Xj7uODjNTTWtiUuGig-32TXxfoF8ijumME9Hy6hTWbvbIA-LiHHvM

 

[参考資料]
http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19455402.pdf
アメリカの病院における医療専門職種の 役割分担に関する組織的要因, 海外社会保障研究 2011

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