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続々登場、デジタル治療薬
医師が処方する、ビデオゲームとVRリハビリ

 米国で、FDAの承認を受けたdigital therapeutics (デジタル治療薬)が続々誕生しています。
デジタル治療薬とは、薬物ではなくソフトウエアが担う、科学的な証拠に基づいた介入方法、と定義されています。
 最初にFDA承認を得たデジタル治療薬の一つがreSETというモバイルアプリ。アルコール、コカインや大麻の依存を治療する目的で、薬物の使用や薬物への欲求等を追跡するアプリです。
 今年に入ると、Akili Interactive社がADHDを持つ子ども向けのビデオゲームを市場に送り出しました。Apple社はFDAが承認したアルゴリズムと、Apple Watchデータを使用して心房細動(治療が必要な不整脈の一つ)を検出するアプリコンボを発表しました。VRでは、MindMaze社は脳卒中や外傷患者のためのリハビリテーションプラットフォームを提供するため、今年5月にFDAの承認を取得しました。他にも多くのデジタル治療薬が承認されています。
 FDAはデジタル治療薬の承認をスムーズに進めるため、「事前承認プログラム」を設けています。
FDAが積極的に進める背景には、①デジタル治療薬では、ほぼ副作用を認めない、②FDA認証に耐えうる科学的データを、進化したウエラブル端末で入手することができる(digital biomarker)、という状況があると考えます。
また、おそらく③薬物療法と比べ、安価という点もあると考えます。
 改善が必要な課題を指摘する声もありますが、副作用なしの治療の選択肢が広がることは、患者さんにとっても医師にとっても素晴らしいことだと考えます。
 BiPSEEにとっても、デジタル治療薬としてのVR開発は、是非力を入れていきたい分野です。

https://www.wired.com/story/prescription-video-games-and-vr-rehab/?fbclid=IwAR2D3uZ9ahp2Ana0xUXs3XTHO5GCHETfHdBt-tRm5DIyw3vV7JZpsdW_i-0

reSET

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-permits-marketing-mobile-medical-application-substance-use-disorder?fbclid=IwAR0Fu-lJXh4Ue_PNaGTiltnS11erjxtO8kaSvenb4usBYdy-ZkysR6b4rrY

Akili Interactive社
https://www.akiliinteractive.com/
MindMaze社
https://www.mindmaze.com/
digital biomarker の一例 Apple社のResearchKit CareKit
https://www.apple.com/researchkit/

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